2年間で10回引っ越し!私のオーストラリアワーホリ
今日はタイトルの通り、私のオーストラリア2年間の引っ越し遍歴と、それを振り返って感じたことを綴りたいと思います。
もうすぐワーホリ2年が終わろうとしてますが、私はこの2年間で10回引っ越しをしました。
ラウンドしながら周った訳ではなく、その都度家を新たに借り、住みました。
移動歴としてこんな感じです。
2017
Gold Coast (QLD) : 5月〜 約7ヶ月間
2018
Orange (NSW) : 1月上旬〜 約2週間
Mansfield (VIC) : 1月中旬〜 約3週間
Mildura (VIC) : 2月中旬〜 2ヶ月弱
Caboolture (QLD) : 4月〜 3ヶ月弱
日本一時帰国 : 6月下旬〜 1ヶ月弱
セブ留学 : 7月中旬〜 1ヶ月間
Gold Coast (QLD) : 8月中旬〜 4ヶ月間
Port Douglas (QLD) : 12月中旬〜 約3週間
2019
Cairns (QLD) :1月中旬〜 約1ヶ月間
日本一時帰国 : 2月上旬〜 約3週間
Sydney (NSW) : 2月下旬〜 現在!
と、こうやって振り返ると2018年が凄まじいことになってますが、上半期のほとんどがファームジョブのための引っ越しです。
(一ヶ月も経たず引っ越したり...)
ファームジョブでは、ほとんどが内陸の方でした。
電波も入らないような山奥に住んだり、自然溢れる素敵な景色を見られてとっても貴重な経験でした。
【私がこんなに移動した理由】
それにはきっかけがありました。
もともとゴールドコーストが大好きで、そこにずっと住んでいた私。
住みはじめて半年ほど経った頃、初めての国内旅行でメルボルンに行きました。
その際に、グレートオーシャンロードへ行くツアーに参加しました。
そこで見たオーストラリアの壮大な自然にただただ圧倒され、心の底から感動し、「私はまだオーストラリアのほんの小さな一部しか見てなかった!もっと色んなオーストラリアを見たい!!」と強く思いました。
※そのとき撮影した写真です
それから、急ピッチでセカンドビザのゲットに向けファームに行くことに決めました。
運良く友達がいるファームに一緒に入れたのは私にとって本当に心強かったです。
しかし友達のいるファームに入ることが出来たものの、仕事がほとんどなくすぐにシーズンが終了してしまい、移動せざるを得ませんでした。
そこからまた移動→シーズン終わる→移動...
と繰り返しました。
度々の移動は大変でしたが、ファームに行かなければ絶対に行くことのないような土地に住む経験ができたのは本当によかったです。
そこから、場所を移動することに抵抗がなくなった私は、もっと色んなところを見たい!と好奇心のままに移動し続け、現在に至ります。
【移動して良かった点】
- オーストラリアの色んな景色を見れる
- その土地の特徴を肌で感じられる
- 住みながら観光できる
- 新たな出会いがある
土地によって、同じオーストラリア内でも、全然雰囲気が違い毎回ビックリします!
色んな場所に行き未知の世界を見れたことは、本当に本当に貴重な経験です。
私は住んでみないと分からないローカルな経験がしたかったので、「旅行」ではなく短期間でも「住む」という方を選びました。
その土地ごとに家や職場などで新たな出会いがあり、それも楽しかったです。
この2年間で本当にたくさん人に出会いました。
どの人も、その場所に行かなければ出会えなかったと思うと、貴重な出会いだなと思います。
【移動して大変だった点】
- 荷物を増やせない
- その都度家探し、仕事探し
- 友達づくり
正直、引っ越しを繰り返すのは大変でした。
私の場合、ラウンドではなく飛行機で移動したりするので毎回荷物は全部飛行機に乗せます。
荷物の総重量は40キロ以下にする必要がありました。
荷物が多い私としてはこれが毎回ストレス。。
買い物で欲しい物があっても、常に「これを私は次の場所に持ち運べるのか?」と自問自答...
引っ越し前夜のパッキングは毎回憂鬱でした。
結局スーツケースに収まりきれずに手荷物で20キロ以上持ち込んだこともあります(笑)
※本当は7キロまで
また、新たな土地に着いてからも大変です。
私の場合、最初の3〜4日はバッパーを予約し、そこに滞在しながら家・仕事探しです。
4日以内に家を見つけられない場合は延長です。
経験上、だいたい1週間半くらいあれば新しい家に引っ越しできます。
仕事探しですが、これがたぶん一番問題です。
私はファームジョブが終了し無事に2年目に入った頃、以前から興味のあったタイマッサージの仕事を始めました。
理由は以下です。
- 1年目はレストランで働いていたので、次は何か新しいことがしたかった
- もともとタイマッサージが好き
- 色々移動したいと考えていたので、手に職がある方がどこでも仕事が見つかりやすいと考えた
- ゴールドコーストには未経験でも一から教えてくれて雇ってくれるマッサージショップが沢山あった
今振り返るとこの選択は私にとっては正解でした。
全くの未経験だったので、最初の研修期間は本当に大変でしたが。。
(研修には、お金を払います。さらに、私の働いたお店はめちゃくちゃガチで厳しいお店でした...)
でも、ゴールドコーストで4ヶ月間みっちり週5で1日13時間働いた経験は、その後に活きました。
どの場所に移動しても、仕事を探し始めたその初日に仕事をゲットすることができました。
しかも、マッサージは短期でもオーナーが嫌がらない、それでも人が欲しいところが多いので、私にとっては有り難かったです。
飲食とかだと1〜2ヶ月で辞める人を雇うことを嫌がるオーナーが多いので。。
(私は「辞めるっていつ言おう」ってソワソワしながら暮らすのが嫌だったので、毎回「◯月までの短期しか働けませんが、それでもいいですか?」と聞き合意してくれたところで働きました。)
そして最後に友達づくりについて。
これも、非常に大きな問題ですよね。
私の場合、どの土地に行っても1〜2人は必ず友達、知り合いのいる場所を選んでいました。
毎回、友達には本当に感謝しています。
また、新たな友達はだいたいシェアハウスか職場で出来ました。
社交的な人はクラブやバーに行って友達を増やすのかもしれませんが、私は苦手なのでそれらに出会い目的では行きませんでした...笑
人間関係の面で、一か所に長期間いることのメリットは
- 友達と深い関係を築ける。
- 友達の友達、など輪が広がる
色んな場所に移動することのメリットは
- 新たな出会いがある
- 色々な人から刺激をもらえる
だと思います。
色んな場所を移動すると、せっかく仲良くなった頃にお別れで寂しい気持ちになることも多いです。
でも、同じ場所にずっといたとしても皆それぞれビザの期限などでずっと一緒にいれるわけではないですし、それはどこにいても変わらないのかなぁと思います。
ただ、こうやって移動を繰り返していると、どこにも居場所がないような気がしてふと寂しくなることも正直あります。
友達や彼氏と移動している訳ではないので、頼る人はおらず自分一人で全部しなければなりません。
毎回ゼロスタートです。
でも、その環境が私を強くしたと思います。
まず何でも挑戦してみようというマインドを持つことができるようになりました。
そのことで自分自身の力を信じることができるようになりました。
それが、英語力よりも何よりもオーストラリアに来て成長できた部分かなぁと思います。
皆さんそれぞれ自分の性格ややりたいことによってワーホリの2年間の過ごし方って変わってくると思います。
文章ばかりで長くなりましたが、この私の経験が「ワーホリの期間をどう過ごそうか」と考えている方のヒントになればいいなと願います。
ではでは、、、