オーストラリア各都市のシェアハウス事情
今回は、私の経験からオーストラリアの各都市のシェアハウスの家賃相場や違いについて書きたいと思います。
【目次】
1. ゴールドコーストのシェアハウス
ゴールドコースト内では、3回部屋探しをしたことがあります。
Southport(サウスポート)と、Surfers Paradise(サーファーズパラダイス)に住みました。
サウスポートはチャイナタウン(ショボい)もありアジア人の多い地域で、大きなショッピングモールがあったり、アジア食品店が何店舗かあったり、アジア人には住みやすい場所だと思います。
私は語学学校がサウスポートにあったので、ここを選びました。
サーファーズパラダイスはゴールドコーストの観光地ど真ん中です。
利便性も良く、海も近い。
夜などは観光客で街がうるさいことは多いです。
各部屋の条件はこんな感じです。
⋆1つ目の家 in サウスポート
韓国人オーナー
家賃 $135/週
2人部屋(シャワー・トイレは4人共用)
シングルベッド、クローゼット各1つずつ
デスクは2人で共用
ハウスメイト 6人
39階建てタワーマンションの最上階
ジム・プール・ジャグジー・サウナ使い放題
BBQスペース付き
※変わった部屋の作りで、狭い簡易的な部屋だったので割安
ベランダからの眺め
外観
⋆2つ目の家 in サーファーズパラダイス
韓国人オーナー
家賃 $135/週
3人部屋(マスタールーム)
シングルベッド、デスク各1つずつ
ハウスメイト 7人
ホテルビルの中の綺麗な部屋
ジム・プール・ジャグジー・サウナ使い放題
広い部屋で巨大なクローゼット付き
※すごく気に入っていた家ですが、オーナーが急に「フラットを売るから1週間後に全員出て行って欲しい」ということで出て行かざるを得ず...。この状況、周りからもよく聞きました。ゴールドコーストあるある?笑
⋆3つ目の家 in サーファーズパラダイス
韓国人オーナー
家賃 $135/週
2人部屋(マスタールーム)
シングルベッド各1つずつ、デスクなし
ハウスメイト 5人
ジム・プール・サウナ使い放題
と、ゴールドコーストは $150/週 出せばとても良い条件のところに住めます!(ルームシェアの場合)
基本的に新しい家が多いと思います。
日本でいうマンションタイプの家も多い。
普通に家探しして、住めないレベルの酷い環境の家に当たることは稀だと思います。
ゴールドコーストってほんと住むのに最高な街。
大好き。(急にゴールドコースト愛が溢れる。笑)
ただし、ハイシーズン(11月〜3月)くらいは家賃値上げする家もあるみたいですね。
Highシーズン、lowシーズンがはっきりしているゴールドコーストらしい。
2. ケアンズのシェアハウス
私のオーストラリア生活史上最悪な家に住みました。
1ヶ月しか住みませんでしたが、生きた心地がしないような家でした。。
毎日家に帰るのが嫌だった。。
⋆ケアンズの家 in Parramatta Park(パラマッタパーク)
日本人オーナー
家賃 $150/週
※家賃は$130でしたがエアコンを付けると$20プラスでした。
1人部屋(オウンルーム、シャワー5人共用)
ダブルベット、デスク付き
ハウスメイト ?人
一軒家
自転車無料貸し出し
外観(ちなみに上を飛ぶのはコウモリ)
思い出すだけでもゾッとするような家でした。
家は全員オウンルームで、私の他に住んでいるのは全員男の人でした。
(オーストラリア、ミャンマー、韓国、日本)
まず、ほんっとうにボロすぎる!!!
私の部屋は窓が小さく、しかもその窓が開かない家でした。
日中は40℃を超えるケアンズで。
使えるのはポーダブルエアコンという、見たこともない微風が出る機械のみ。
天井に付いてる大きなファンは、埃まみれで真っ黒で、回した瞬間に喘息にでもなるんじゃないかと思うくらいのレベルだったので一度も使いませんでした。
暑すぎて、家にいたら本当に死ぬんじゃないかと思いました。
汚いシャワールームには、無数の蛾と、その死骸。
洗面所はアリだらけ。
キッチンには拳サイズのゴキブリが数匹。
デカすぎて昆虫の域を超えてました。
なので、キッチンにある食器は一度も使いませんでしたし、一度も自炊をしませんでした。
ベットはキングサイズですが、底板が抜けており中心に凹み。どこに寝ても寝返りを打ってもその凹みに戻されました。
窓は開かないないはずなのに、部屋には無数の虫。
家に帰るとまずベットの上の虫の死骸を払う毎日です。
ただ、これはケアンズの家のひとつの特徴でもあります。
私の家はさすがに酷すぎますが、こういう状況の家はケアンズでは珍しくないんだそうです。
ケアンズは一軒家タイプの古い家が多いです。
また、地域柄 虫も多いです。
熱帯地域なので温度も湿度も高い。
夏はエアコン必須ですが、電気代が高いのでエアコンは別途$10〜20/週 かかるところが多いです。
なので、家賃はゴールドコーストと同じくらいか少し安いですが、エアコン料金を入れると高くなります。
私の家はこんな感じでしたが、友人の家は普通に綺麗で住みやすそうでした。
ちゃんと探せばケアンズも良い条件の部屋があるみたいです。
基本的にはバスか自転車移動です。
私の周りもみんな自転車通勤でした。
ヘルメットを被りたくなくてオーストラリアでずっと自転車を避けていた私も、遂にケアンズで自転車デビューしました。笑
(オーストラリアでは自転車に乗るときヘルメット着用が義務づけられています。)
家によっては自転車の貸し出し(有料・無料)をしているので、そういうところを探すと便利です。
ちなみに、なんでこんな家に住んでしまったかというと、私はこの引っ越しの際インスペクション(内見)をしなかったからです。
一か月の短期だし、またバッパーに泊まって家探しするのも時間の無駄だなぁ、まぁインスペなしでも大丈夫だろう。(日本人オーナーの家だし)
って言うのが大きな間違いでした。。
インスペの重要性を改めて感じました。
みなさんインスペはきっちりすることをオススメします。
あと、治安についてですが、ケアンズには先住民のアボリジニが多く住んでいます。
ホームレスなども多く、もちろん彼ら全員という訳ではないですが、危険です。スリや窃盗もあります。
私も毎日職場から自転車で帰るときに酔った?アボリジニから罵声を浴びせられたりして怖かったです。
友達から聞いた話では、ある日鍵を締め忘れて家を出た日、家に帰ったらアボリジニが自分のベットに普通に寝っ転がってスマホをいじってたとか。。(なぜ...?笑)
その子が帰ったことに気づくと、素知らぬ顔で家を出てったらしいです。
※ちなみに、治安の良いゴールドコーストでは鍵をかけてない家も多いです。
ケアンズにはアボリジニが多く住んでいる地域というのがありますので、注意したほうがいいかもしれません。
3. シドニーのシェアハウス
さすが都会。
日本でいう東京です。
シティ中心部になると、家賃も高く、2段ベッド4人部屋とかザラです。
私は海の近くに住みたかったので、ボンダイを選びました。
⋆シドニーの家 in ボンダイ
日本人オーナー
家賃 $190/週
1人部屋(リビングオウン、シャワー5人共用)
シングルベット、デスク付き
ハウスメイト 5人
アパートタイプ
右側が私のアパートです
玄関を出るとこの景色
家賃は今までと比べたら少し高めですが、地元オージーでも憧れるボンダイという高級住宅地、海の目の前、1人部屋、と考えたら安い方だと思います。
ボンダイの他の部屋は1人部屋だと$250〜400くらいでした!驚
今までゴールドコースト、ケアンズでは部屋を探すとき家賃のMax金額を$150/週 に設定していましたが、シドニーでは$200/週 に設定しました。
家賃相場の違いはこんな感じだと思います。
また、シドニーは東京のように交通網が発達しているので、郊外(電車で30〜40分)に住みシティに通勤する人も多いです。
郊外だともう少し家賃相場が低くなると思います。
私はどうしても他人との2段ベッド生活が苦手なのでシティは避けたかったです。。
予算に余裕があれば、シティでも良い条件のところもあると思いますが☺︎
4. その他の
都市
その他の都市は実際に部屋探しをしたことがないので詳しくは分かりませんが、聞いた話だと
メルボルンはシドニーと同じく2段ベッド4〜6人部屋、一つのフラットに10人以上が共同生活、なんてことも多いみたいです。
家賃相場もシドニーと変わらないくらいだと思います。
パースは、家賃も安く、家も綺麗でとっても住みやすいとか!
恐らく予想ではゴールドコーストと同じくらいかな??
パースにも住んでみたかったけど、私は時間切れです。。泣
その他アデレードなどの都市の情報はちょっと分かりません。
また、ファームで内陸の方に住んでいたときはだいたい$100〜130/週 くらいの家賃でした。
アコモデーションでファームが用意してくれてたり、自分で探したり、です。
またその辺はファームをテーマにした記事で詳しく書きますね。
今回はざっと私の住んできた都市の家事情について書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
私の個人的な意見ですし、私の条件で探して見てた家情報なので偏りはあると思いますが、参考になれば嬉しいです☺︎
ではでは、、、