私がオーストラリアにワーホリで来た訳
今回は、私がなぜワーホリでオーストラリアに来ることになったかの経緯をご紹介したいと思います。
私は大学卒業後、東京で数年間インテリア系の会社で会社員をしていました。
仕事は好きでしたし、それなりにやりがいもありました。
しかし目まぐるしい毎日に忙殺され、休日も疲れて寝ているばかり、、、
ふと「何の為に生きているんだろう…」と帰宅途中の電車の中でぼーっと考えることもありました。
大学4年生の時に、就職も決まり単位も取り終え時間があったのでニューヨークに1ヶ月だけ語学留学したことがありました。
当時は海外は旅行で十分と考えていましたし、留学をしたいと思ったこともありませんでした。
しかし、「自由な時間のある今だからこそ出来ることを」と、両親の勧めで留学をしてみることにしました。
アメリカに1年間交換留学した姉の影響もあり、両親は海外経験に好意的でした。
今思うとこうやって背中を押してくれた両親に、本当に感謝の気持ちしかありません。
ニューヨークを選んだのは、「どうせなら世界のど真ん中に行ってやろう」という単純な理由。笑
しかし、そこで得たものはここでは表現しきれないくらいの大きなものでした。
それがきっかけで漠然と「いつか海外で生活してみたいなぁ…」という夢を持つようになりました。
数ヶ月後、社会人になりそれからは仕事漬けの日々。
数年経った頃、急な部署移動もあり仕事にやりがいを感じられなくなり、現実的に退職を考えはじめました。
転職するか、海外に行くか迷っていました。
そんな時、会社の先輩に相談したところ
「普通は“転職先どこにしよう”っていう考えしか持たないよ。Natsuが“海外”って選択肢を持っているなら、それが本当にやりたいことじゃない?」
という言葉をくれました。
この言葉に「確かに」と納得した私は海外という道を選ぶことにしました。
ちなみに私はこの時20代後半でしたが、彼氏がいませんでした。
それも海外という選択肢を自由に考えることができた一因だと思います。笑
海外に行くなら、現地で働けるワーキングホリデーの制度を使いたいと思っていました。(数年留学出来るような資金がなかったので笑)
さらに英語圏がよかったので、国の選択肢は限られていました。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド。
ファッションや建築に興味があった私はイギリスに行きたいと考えていました。
日本からイギリスにワーキングホリデーに行けるのは年間1,000人。
毎年1月と7月に抽選を行い、当選者だけがワーキングホリデーに行けるというシステムです。
抽選は本当に宝くじのようなもので、名前・生年月日・パスポート番号など基本的な情報をメールで送るだけ。
私は見事に外れました。笑
年齢的にも、あと1年待っている余裕はないと思い、他の国で考えはじめました。
オーストラリアに決めた理由は、
・抽選式ではなく申請すれば誰でも行ける(満18歳〜30歳)
・海がある
・温暖な気候
・日本から近い
・時給が高い
というまたしても単純なものでした。笑
しかし、今考えるとオーストラリアを選んで本当によかったと心から思います。
こんなにオーストラリアを好きになるとは思ってもいませんでした。
私は当初、ワーホリの制度を使って異なる国3か国に住みたいと思っていました。
しかし、気づいたらファームに行き、セカンドビザを取り、オーストラリア生活ももうすぐ2年が経とうとしています。
そんなオーストラリアの魅力を、このブログでしっかり伝えていけたらと思います◡̈*
ちなみに、ワーホリに来る人の動機や目的は本当に人それぞれです。
はっきりと「この資格が取りたい」「こういう勉強がしたい」「英語を徹底的に勉強したい」「とにかくお金を稼ぎたい」、というしっかりとした目的意識を持って来る人から
「なんとなく海外に憧れがある」「海外に住んでみたい」「いろんな経験がしたい・沢山の人と出会いたい」「旅行が好き」などなど経験重視の人も。
私は完全に後者ですが、ワーホリに来ている日本人の大多数が後者だと思います。
どっちが良い、悪いではないのかな〜と思います。
ただ、「なんとなく漠然とした憧れで来た」という人は「私はオーストラリアに何しに来たんだろう、ここで何してるんだろう」という悩みを抱えている人も多くいるのは事実だと思います。
もし今からワーホリを考えているなら、そこをもう一度はっきりさせておいた方が自分の為に良いと思います。(えらそうですが...)
ではでは、次回は語学学校について書いてみたいと思います。